レスポール用のセミハードケースを探している方はSKBとTKLの2社から選ぶ方が多いと思います。
もし、参考になればと思い、このブログにて感想を書かせてもらおうと思いました。
重さ、サイズが素人計測なことや、個人的主観もございますので、購入の参考程度にしていただければと思います。
早速それぞれの特徴を書いてゆきましょう。
SKB(SC56)
アメリカのNASAや米軍も採用するケースメーカーとのことです。
セミハードケースで安価なメーカーとして知られているのではと思います。
1.大きさ
TKLと比べると少し薄いです(12cm程度)
数字的には2.5cmの差ですが、一回り小さい感じがします。
この写真ではネックのみですが、ボディー側も同じ厚さです。
サイズ的にもSKBのほうが一回り小さいです。
TKLと並べて見ると、写真ではわかりずらいですが、
実物は結構差があります。
SKBはエレキ用、TKLはアコギ用ケースのように感じます。
2.収納
ネック側とボディー側にポケットがあります。
ネック側のポケットは左側だけ開く形になっています。
大きさは縦37cm、横13cm、厚さ2cmとあまり大きくはないですが、ついています。
ストラップ等を入れるのに便利なのではないでしょうか。
ボディー側のポケットは少し先細りしています。
サイズは縦35cm、横(一番細いところで20cm、広いところで30cm)厚さは2cmぐらいです。
開口部は広く下の写真のようにベロンと開くことができます。
中にはペン差しや小さなポケットがあります。
3.ストラップ
ストラップは背負うタイプのものがついています。
質としては普通ですかね。
意外と便利なのが、この持つ部分。
電車で背負ったり、降ろしたりする時にこれがあると便利です。
4.内装
内装は綺麗です。
ただ、気になる点が一つ。
下側の内装と外側のナイロンを止めているのがネジだけ(うちにあるものだけ?)で止めてるっぽいです。
チャックがしまったまま、勢いよくケースを開くと内装と外装が剥がれてします(剥がれました)。
まあ、安いからしょうがないのかもしれませんが。
5.重さ
6.値段
TKLよりちょっとだけ安いです(1000円から3000円程度)
TKL(TKL6125)
ギブソン純正ハードケースを作っているメーカーです。
1.大きさ
SKBと比べると少し厚いです(14.5cm程度)
数字的には2.5cmの差ですが、一回り大きい感じがします。
厚さはギブソン純正よりも厚く、大きさ的にもアコギのハードケースぐらいに見えます。
2.収納
収納はボディー側のみでSKBと違いちゃんと四角形してます。
縦39cm、横28cm厚さ3cmです。
入口は上半分が開くだけです。
3.ストラップ
SKBと違い、下側が縫い付けてあるのではなく、鉄の部品で取り外せるようになってます。
(上側は縫い付けてあります。)
ストラップは同じような感じです。(厚さも同じぐらい)
でも手で持つとってはロゴ入りで少し高そうな感じがします。
4.内装
ギブソン純正と同じ感じです。
ギブソン純正と同じく、開いても止まるような紐がついています。
5.重さ
重さは2.8kgでした。
重さにして0.4kg差がありました。
6.値段
SKBよりちょっとだけ高いです。(1000円~3000円程度)
ですが、その分しっかりしてる気がします。
両者を比較してみて
あまり差はないですが、TKLのほうがしっかりしてる気がします。
その分大きかったり、値段が高かったりというデメリットもございます。
TKLは内装と外のナイロンをしっかり縫い付けてありますが、
SKBの下の部分(小物入れのある方)は内装と外のナイロンねじで止めているようで
ねじ止めしていない部分は内装と外のナイロンの間に隙間があります。
作りの点ではTKLはしっかりしており、SKBは雑です。
しかし、ギターを守るという点では問題ござません。
先日、レスポールを入れていた時にケースを数回倒しましたが、無傷でした。
個人的には大きさが小さく、軽いSKBのほうが好きです。
ですが、大きさと重さが問題ない方はTKLをお勧めします。
SKBよりちょっと大きいが、ギブソン純正ケースを作ってるメーカーの
セミハードケースがほしい:TKL
ちょっと作りが雑だけど、リーズナブルな
セミハードケースがほしい:SKB
これまで比較のため、それぞれの悪い点も厳しく書きましたが、どちらを購入しても満足できると思います。
ぜひ参考にしていただければと思います。